使ってはいけない就業規則not-use
就業規則とは?
就業規則とは、簡単に言うと”会社のルールをまとめたもの”です。会社にはたくさんのルールが必要です。
・仕事中にはスマホをいじってはいけない!
・休む時には上司に電話で連絡する!
・仕事の進捗を報告する!
・給与は毎月、月末に振り込む
こういった当たり前ともいえるルールを明文かし、会社と従業員の間で約束事をしっかりと結び、お互いに守るために必須なものです。
もし、就業規則がないという会社は、このルールがなく、会社と従業員の間で違ったルールになっているかもしれません。
就業規則は作らなければいけない!!
「作った方がいい!」ではなく、「作らなければいけない」会社もあります。法律上、従業員を常時10名以上雇用している事業主は就業規則を作成し、労働基準監督署へ届け出る義務が発生します。
もし、会社の従業員さんが10名以上いるのに、就業規則がない場合は、法律違反になっている可能性があります。
※この放映るには罰則規定があり、場合によっては30万円以下の罰金になることもあります。
使ってはいけない就業規則とは?
「就業規則なんて、どんなものでも一緒だし、関係ないでしょ?」と、言われたことがあります。
一昔前ではなく、ここ1年以内に言われた言葉で、今でもこのような考えの人がいるのかと、驚きました。
はっきりといいます!
”使ってはいけない就業規則はあります!!”
どういったものを使ってはいけないのか…
それは、次の項目に当てはまるものです!!
・マニュアル本についている就業規則をそのまま使う
・インターネットにあったものをそのまま使う
・モデル規定集をそのまま使う
・専門家でない人が安価で作ったものを使う
このような就業規則を使用している会社は、すぐにご連絡をください!!
大変危険な状況です!!
会社を見ていないものは使えません!!
使ってはいけない就業規則に共通する項目は、会社のこれまでのルールと実態を見ていないことです!!会社というものは、すべて1社1社違います。
自分が一生懸命作っているものが、他人と同じはずがありません!
モノが違うのに、そこにあるルールや考え方が一緒のはずがないのです!!
前項で挙げたものは、基本的に多くの会社に当てはまるように平均的に作ったものがほとんどです。
そんなものを変更せずに使ってしまうと、実際の会社のルールからはかけ離れてしまうでしょう。
意図しないルールがあると、そのルールに会社が縛られ大きなダメージを負ってしまう可能性もあります。
就業規則を使うときは、会社にあるルールと合致しているかを確認し、使うようにしてください!!
最後に
就業規則をしっかり読んだことはありますか?そこには、会社のこれまでの歴史から生まれた、御社独自のルールや、従業員との約束事がしっかり描かれていますか?
そういったものがない場合は、一度ご連絡をください。
また、見るのも面倒な方もご連絡ください。
一緒にご確認をさせていただき、御社にあったものかを確認させていただきます。